今日の渋谷での講座の中でもお話ししたのですが、2005年12月4日のブログに引き続き、「安心できる不動産会社と安全なマンションを購入するための8つの確認ポイント」の残り4ポイントについてまとめましたので、もう一度確認してください。
5.経験と実績のある不動産会社の物件かどうかチェック!
不動産会社の社歴を見分ける方法には、チラシなどに記載されている宅地建物取引業者番号があります。例えば「国土交通大臣(8)第123号」、「東京都知事(3)第12345号」といったもので、このうち( )の中に書いてある数字は免許の更新回数を表しています。つまり、この数字が大きいほど不動産会社としての社歴が長く、それだけ実績と経験があるといえます。ただし会社が古いから安心というわけではないので、あくまでこの番号は目安と考えて下さい。
3LDKのファミリーマンションやワンルームの投資用マンションしか企画・分譲していない不動産会社はシングル&ディンクス向けマンションの企画・分譲については、社歴があっても間取りや設備・仕様、セキュリティなどについての経験が乏しいのも事実です。
現在、研究会ではこちらの不動産会社を推奨し、会員の皆様に対して会員特典をご用意頂いています。
6.「設計・建築性能評価書」が発行(予定)されているかどうかチェック!
欠陥マンションや購入後のトラブルを防ぐため、2000年4月1日に「住宅品質確保促進法」が施行され、住宅の性能評価は国が指定した公正な立場の第三者機関(住宅性能評価機関)が行うようになりました。この制度自体、現在は任意のものですが、耐震性や建物の強さなど構造の安定性や、コンクリートの中性化などの劣化の軽減など9項目が等級で評価されます。つまり、この性能評価書が発行(予定)されていれば、その建物の品質は一定以上のレベルだといえます。この4月より防犯面も加わって評価項目は10項目となります。
7. 埋立地や地盤の悪い所に立つ物件は危険!
地盤や地質は、マンションの基礎工事や建築構造を決定する大きな要素です。つまり、そこがどんな地盤なのかを調べておかないと、重大な事態を招きかねないということになります。新築マンションのモデルルームに置いてある《地質調査書》の中の地質柱状図(ボーリングデータ)を必ず見せてもらい、説明を受けて下さい。また、各地方自治体などが持っている土地条件図などの地盤図のデータを閲覧して建設地の地盤の状況を確認したり、できれば建設地の基礎工事の様子を見学するのも大切です。もし、基礎工事中に水が出てきて、ポンプでくみ上げているようであれば、良い地盤ではないということになります。当然、人工的に埋め立てた場所や山を切り崩した場所は、できれば避けたいものです。基礎工事の杭の長さ(杭長)が40m以上もあるものは、それだけ深く掘らないとN値50以上の支持地盤まで到達しないということなので注意が必要です。
8. 建築構造や基礎工事などの説明会を行っているかどうかチェック!
マンション購入の手順は、まず資金計画を立て、情報収集と条件の整理をする。そして物件・不動産会社の検討をし、現地またはモデルルームの見学へと続き、購入物件の最終チェック後、購入申し込みへと移っていく。詳しくは失敗しないためのマンション購入の手順をご覧下さい。そして鍵の引き渡し前に入居説明会や内覧会があります。この流れの中で、大切なのは契約前に建築構造や基礎工事、耐震性についての説明が専門家から行われていることも大事なポイントです。
とにかく、8つの確認ポイントその①(2005年12月4日の記事)とその②の中で、ひとつでも疑問に思うことがある不動産会社やマンションは契約しないことです!簡単に契約書に印鑑を押したり、お金を振り込まないことが大切です。契約してから後悔しても契約を解除するには、支払った手付金を放棄しないと、契約は解除できませんので、くれぐれも慎重に考えて下さいね。
ご心配な方は、不動産会社やモデルルームに女性一人で行かれる前にセミナーの後や、研究会で行っているライフスタイルプランニングをお受けになられ、一歩一歩確実に前に進まれることをお勧めします。
また研究会では建築構造についての公的なチェック機関として、(社)日本建築構造技術者協会と(社)日本建築士事務所協会連合会を推薦しています。 |